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 人生のさりげないけど大切な一ページを、ここに残しておくために・・・・・


by watchlife

8月6日。8月9日。8月15日。

 これを書いている時点で終戦記念日が近づいています。

 1945年8月6日、広島にウラン型原爆が投下。

 1945年8月9日、長崎にプルトニウム型原爆が投下。

 1945年8月15日、ポツダム宣言受諾。大日本帝国、連合国に無条件降伏。

 後、8月15日は終戦記念日となる。

 原爆の資料として爆心地で溶けたガラス瓶を見たことがあります。

 控えめに言っても衝撃的でした。

 日常生活で使われていたであろうガラス瓶がドロッと溶けて原型をとどめぬ姿になっているのです。

 それはどれほどの灼熱地獄でしょう。

 「人の上に落とすものでは無い」と強く思いました。

 まして一般市民の上に落とされたものです。

 広島で、その年の死者だけで15万人を超えます。

 たった一発の爆弾でです。

 爆風(衝撃波)。熱線。放射能。すべてがそれまでの常識を超えていました。

 その後、人類は水爆を発明します。

 水爆の破壊力は原爆をはるかに超えます。

 原子爆弾は核分裂爆弾。水素爆弾は核融合爆弾。

 核融合は太陽で起きている核融合と同じものです。

 水爆(核融合爆弾)とは地球にミニチュアの太陽を出現させるのと同じことです。

 しかも理論上、材料さえあればどれだけ破壊力の大きな水爆も作り出せる原理に基づくものです。

 本来、水爆(核融合爆弾)は破壊力がすさまじいですが放射能を出しません。ですが、実際の水爆は放射能を出します。なぜなら水爆の起爆装置が原爆だからです。

 これは実話なのですが、第二次世界大戦中、アメリカであるSF作家が「原理的には可能なはずだから」と原爆開発をテーマにしたSFを執筆したそうです。そうしたらFBIを名乗る連中が来て、あれこれ根掘り葉掘り取り調べを受け、徹底的に口止めを強要され、やっと解放されたと。

 そのSF作家はこう思ったそうです。「これは市民に隠れて本格的に原爆は開発されており、しかも完成しているのでは無いか?」。

 しばらくして、そのSF作家はその通りであったことを広島・長崎への原爆投下のニュースと共に思い知ったそうです。

 ちなみにこのSF作家ばりに予想される次の段階の兵器は「反物質兵器」です。

 原理上、テニスボールの玉くらいの反物質で、地球表面は消し飛びます。完全に死の惑星になります。

 実はもう開発されていて、秘匿されていてもおかしくは無いのかも知れません。

 今でも、少なくとも70回以上、地球を壊滅できる核兵器を核兵器保有国は保有しており、なおかつ、人類滅亡レベルならもっとハードルが低いと言われています。

 「核の冬」。

 実際にはもっと小規模の低いレベルの核戦争で、平気で気象異常が起き、氷河期以上の寒冷現象が起きると初めて予想したのは旧ソビエト連邦(現ロシア)の科学者でした。

 この人は結局、暗殺されてしまいました。

 当時の軍拡に勤しんでいたソビエト軍部(現ロシア軍部)には都合が悪かったのです。

 対する自由陣営の軍関係者や兵器産業も、この当時意表を突かれたシミュレーション結果はありがたくなかったようで、暴説と黙殺される傾向にありましたが、近年はこのシミュレーション結果は正しいと気象学者を中心に定説化されています。

 核兵器。本当にこんなものがいるのでしょうか?。

 その他の無差別大量殺りく兵器など、いるのでしょうか?

 人類は、もっと手前の段階でやらねばならないことが多々あるのでは無いでしょうか?。

 それを理想論と一笑にふす方もいますが、私はかなり人類の戦争の歴史も選べました。

 いとも簡単に狂気に至るのが戦争です。

 そしてそれを推し進めるのは多くの場合、一般市民の総意では無く、一部権力者のエゴを満たすために行われます。

 しかし・・・例外を除いて、その権力者の扇動に一般大衆はよく乗ってしまうのです。

 そのために使われるのが多くの場合「もっともらしい嘘」です。

 例えば「大東亜共栄圏」。「黄禍論」。「ドミノ理論」。等々。数え上げればきりがありません。

 本当に百でも二百でもあげられる人々を踊らして来た今は「嘘」とわかりきっている「虚構の論理」。

 よく言われていることですが「外に敵を作り(ナチスドイツなら本音ではゲルマン民族以外の民族(劣等種の民族)特にヨーロッパの他民族他国(ナチスドイツ第三帝国の傘下に入り衛星国となるべき劣等種族の国々)、日本なら鬼畜米英)内に敵を作り(ナチスドイツのユダヤ人迫害等や、戦前の日本の赤狩りに代表される共産化社会主義化をたくらむ赤化勢力への対応と名打った実際はほとんど関係ない一般人への思想統制や管理社会のための治安維持法の制定等)それらの外敵、内的を糾弾すれば、その政権は覇権を握ることができる」と。

 なぜか今、またその悪夢の兆しが、その先駆けがちらほら見えてきたくらいの世の中の荒れようを見ています。

 戦後、「私達は騙された」という風潮があったそうです。

 大本営発表も嘘だらけだったし、あの一億火の玉の思想教育はなんだったのかと。

 ある人が言ったそうです。「騙されたというのなら、また騙されるだろう」。

 厳しい言い方をさせてもらえば「嘘」を信じてしまった責任はだれにあるのでしょう?

 実話なのですが、召集令状(赤紙)が来て出兵する若者に、その地方の神社の神主さんが「生きて帰ってこい」と言っただけで治安維持法名義で特務警察に連れていかれ、殴る蹴るの暴行を加えられ、物言わぬ死体となって帰ってきたと。

 白黒フィルムで大正モダニズムなんかの映像を見ていると、ここからどうやってあの思想統制、軍国主義、全体主義、異なる意見のものはすべて排除する時代になるのだろう?と不思議になる部分もあります。

 ちなみに共産主義、社会主義も究極の話。嘘で虚構で幻影です。

 本当の社会主義国で何が起きていたのか、亡命者の言動を主な情報源としてこちらも各国かなり調べましたが、事実上のナチスドイツとそんなに変わりのない党・軍部・諜報機関の三つ巴の独裁が行われました。

 巨大な監獄のようなものです。

 ちなみに自国の国民を事実上殺した数(比率)では、ナチスドイツのヒトラーよりも旧ソビエト連邦(現ロシア)のスターリン(本名・ジュガシュビリ)の方が殺しています。

 強制収容所や死人が出ても構わない民族強制移動等でスターリンが殺した人は一説には国民の5分の1です。

 様々な、本当に様々なまことしやかな「嘘」に踊らされないで下さい。

 人が人として生きるのに大切なことは、どんな国、どんな民族、どんな宗教、どんな地域、どんな境遇のどんな人々でもそんなに変わりません。

 それはそんな御大層なものでも無ければ、大義名分を掲げるものでもありません。

 私は、個人的にそう思いますし、実感として感じます。

 強く、強く・・・感じます。

 そう、感じます。 
 

 

# by watchlife | 2019-08-10 14:47 | 思うこと

超ミニマムハウス

超ミニマムハウス_e0274881_20135151.jpg
 前に「色々な家の顔」で紹介した建築中だった超ミニマムハウス。 

 また通りかかったら、だいぶ完成していたので再度ご紹介。

超ミニマムハウス_e0274881_20141915.jpg
 おしゃれと言えばおしゃれな家。

 本当に必要最小限クラスでまとめ上げられた家っぽい。

 今の一つのトレンドだね・・・。

 多様な価値観とそれぞれの生き方ってあってよいと思う。

 誰かが誰かの身勝手な思惑や、独善的な正義を他人に押し付け合ったら、最終的には戦争になるだろう。

 本当に・・・。

 昔、友人につくづく言ったことがあったが「独善と独自性は違うよ」と。

 身に着けるなら「独自性」だ。「独善」じゃあ無い。

 そう思う。そう感じる。つくづくと・・・。

超ミニマムハウス_e0274881_20145541.jpg


 

# by watchlife | 2019-07-14 20:30 | 建物・建築

今時のジープ達?

今時のジープ達?_e0274881_20462289.jpg
 前にスズキのジムニーについて述べた時、ジープについて少し触れたことがあったが、その後見かけたことがあったのでご紹介。

 おお、三菱のジープ。前は自衛隊に収めていた。知らなかったが「Jeep」のロゴが入っているのでライセンス生産か何かなのだろうか?。それともブランド名だけ使える契約?。この車種に関しては純粋に三菱だけで造っている印象だが。

 ジープは登録商標なので、勝手に使えない。確か今はクライスラーかどっかの傘下に入ったはず。

 自分が運転をしないこともあって、車はよくわからない方だが・・・。
今時のジープ達?_e0274881_20465130.jpg

 そしてこれがアメリカの今のジープ。スタイリッシュだけど、三菱ジープの方に第二次世界大戦の名車ジープのウイリスMBの面影を色濃く見てしまう。

 個人的には三菱ジープの方が好みだな・・・。

 無骨にいかにもオフロードを走り回すって感じで。

 どっちも未だに「幌」だもんな。ある意味、立派!。

 

 

# by watchlife | 2019-07-11 21:01 | 日常の風景

二等辺三角形のパン屋

二等辺三角形のパン屋_e0274881_10444750.jpg
 通りかかりに見かけたこれも二等辺三角形の家。

 一階はパン屋らしい。
二等辺三角形のパン屋_e0274881_10452858.jpg
 真横から見ると立派なカントリー風のおしゃれな店だが、事実上、二等辺三角形の奥細りで奥行きが無い。

 売り物スペースとかは限られ、工夫のしどころ。

 前に「鋭角二等辺三角形の極小店舗兼住宅」で紹介したような建物の別バージョンで、そこで述べたように多分、ここも道路拡張にともなう「取り残された地」。

 どうにも活用できず、このような姿に。

 経営はなかなか難しいことも多いようで、駐車スペースが確保できるかどうか(あったとしても何台分)、売り場スペースの狭さ、元からの立地が集客に向いているか、等々。

 このパン屋も「しばらくの間お休みします」と表示があったが、一時的休業なのか、長期休業なのか、実は店を閉めてしまったのか判別できず。

 個人的にはこういう変わった建築物やこういう所で頑張っている店って好感が持てるのだが、やっぱり一定数以上のお客様がコンスタントにあって、収支決算がきちんと成り立つ程度あってこその店。

 難しいね・・・色々と。



# by watchlife | 2019-07-09 11:18 | 建物・建築

ヤシの木の終焉

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 こんなヤシの木が。
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 倒れるとこうなる。
ヤシの木の終焉_e0274881_19404818.jpg
 南国の植物だからかあっという間に腐っていくみたい。繊維質が多い。多分、構造的に木と言うより草の発展形なのだろう。

 この後、バクテリアに分解されて養分のある土に。そしてまた他の植物や命を育んでいく。

 延々と続く命のサイクル・・・。



# by watchlife | 2019-07-07 19:46 | 草花木

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